Shashin-shiko-zu / 捨身飼虎図　#2/20

■作品について
現実には虎は竹林に住んでいませんが、日本で虎と竹をセットに描くきっかけとなったという説がある玉虫の厨子より「捨身飼虎図」を画題としました。
釈迦が前世で虎に身を捧げた逸話を描いた「捨身飼虎」は、ジャータカから今昔物語に伝わった「帝釈天に身を捧げたウサギの逸話」と混同され、手塚治虫のブッダでも取り上げられています。
女性が甲冑の様なものを着ているのは兎耳形兜（千葉県立中央博物館、他作例多数）より引用していますが、これはウサギの聴力を得ようとする戦国時代の願掛けが元になっています。
大鎧・当世具足・南蛮具足などの特徴と、1960年にアメリカ・プレイボーイクラブで考案されたバニーガールの特徴と合わせることで、古今東西の混交の象徴としました。 この絵の原型となるライブペイントを、2014年にフィレンツェ・メディチ・リカルディ宮殿、2016年にフランス・アングレーム国際漫画祭で行っています。

 ■原画情報
Materials / 画材：acrylic,gold leaf
Support / 支持体：canvas
Size / サイズ：132×194cm
Date / 制作年：2022

■商品のプロパティ
製造上限数：20
シリアルナンバー：2/20
コンテンツ二次流通：許可
ロイヤリティ料率：18％
ロイヤリティ最低金額：4500円
加工編集：許可
カット＆ペースト：許可

※こちらは原画作品から生成されるデジタル作品の販売となります。
　原画やリトグラフなどの販売ではございません。