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■作品について
奈良の薬師寺など、古い時代から 薬師如来は日光菩薩と月光菩薩に挟まれて、「薬師三尊」として配される場合が多いです。
日光菩薩が向かって右、月光菩薩が向かって左側に配されます。
その理由としては、奈良時代・平安時代の「天帝信仰」が挙げられます。
天体観測を重んじる陰陽道が盛んだった時代、北極星が空の北側にあり、天の中心であったため、高貴な存在は北側にいる、という思想がありました。
したがって内裏も都の北側にあり、家庭でも家の中心である正妻のことを「北政所」と呼んだりもします。
薬師如来の位置を北側と仮定した場合、薬師如来から見て、
左側が東 日が昇る側 陰陽の陽 阿吽の阿 なので日光菩薩
右側が西 日が沈む側 陰陽の陰 阿吽の吽 なので月光菩薩
という配置になります。
日光菩薩は阿吽の阿、なので口が開いており、花も開いています。
着物には金箔で太陽が描かれています。
打掛の紋様は「日月山水図屏風」(大阪・金剛寺)より右隻の春・夏部分より引用しました。
■原画情報
Materials / 画材:acrylic,gold leaf
Support / 支持体:canvas on panel
Size / サイズ:135×77cm
Date / 制作年:2020
■商品のプロパティ
製造上限数:20
シリアルナンバー:2/20
コンテンツ二次流通:許可
ロイヤリティ料率:18%
ロイヤリティ最低金額:4500円
加工編集:許可
カット&ペースト:許可
※こちらは原画作品から生成されるデジタル作品の販売となります。
原画やリトグラフなどの販売ではございません。