Kusōzu: The Nine Stages of a Decaying Corpse — 2nd Stage: The Revealed State (Exposure of Death) / 九相図　第二段　露見相　#2/20

■作品について
2024年で生誕150周年を迎える、戦前を代表する日本画家 竹内栖鳳の代表作「アレ夕立に」を念頭「九相図」九枚組のうち第二図。肩口などに機械的な構造が明確に表れることにより、人間ではない存在であることが露見する段階を描いています。着物には葛の葉が文様として配されていますが、葛の葉は表裏で色が異なることから、「裏を見せる＝露見」を象徴的に暗示する意匠として用いられています。

第一図と同様に、小野小町を想起させるヘッドホンや破れ傘が描かれているほか、新たな要素として和歌の上の句「思ひつつ　ぬればや人の　みえつらむ」が書き添えられています。

なお、「露見（ろけん）」は古い日本語では「ところあらわし」とも読み、主に結婚を意味する語として使われてきましたが、ここでは結婚に限らず、より広い「祭祀一般」を指す語として用いられたという説を踏まえています。 

■原画情報
Materials / 画材：acrylic,gold leaf
Support / 支持体：canvas
Size / サイズ：91 x 60 cm
Date / 制作年：2024

■商品のプロパティ
製造上限数：20
シリアルナンバー：2/20
コンテンツ二次流通：許可
ロイヤリティ料率：18％
ロイヤリティ最低金額：4500円
加工編集：許可
カット＆ペースト：許可

※こちらは原画作品から生成されるデジタル作品の販売となります。
　原画やリトグラフなどの販売ではございません。